12/01/31 15:50:10.82 0
ソースは
URLリンク(www.goal.com)スペシャル/2012/01/31/2876347/コラム3冠の英雄から悩みの種へ
もしくは
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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かつてのヴェスレイ・スナイデルは、触れるものをすべて金に変えてしまう力を
持っているかのようだった。
インテルが3冠を達成した際の英雄の一人である。
ジョゼ・モウリーニョの率いるチームで最大限に力を発揮していた彼をインテルから引き抜こうと、
ヨーロッパ中のチームが何度も画策したものだった。
だがやはり、サッカーとは絶えず変化し続けるスポーツである。今日の王者が明日には問題の種と
なってしまうこともある…。
チームにとって、決して必要不可欠ではない選手とはどういうものか。
今季のスナイデルは、それを身をもって体験している。
ラニエリのインテルは、かつてモウリーニョがつくり上げたものとは明らかに異なる。
元チェルシー、ローマ、ユヴェントス監督のラニエリが愛するのは、クラシックな4-4-2の
フォーメーション。スナイデルのようなトップ下の選手の存在を前提としない戦術スタイルである。
レッチェに敗れた試合では、ラニエリはこのチームの本質を変えようとしてしまった。
中盤をダイヤモンド型とし、2トップのディエゴ・ミリートとジャンパオロ・パッツィーニの後ろに
スナイデルを配置したのだ。
果たしてその結果は? インテルは間延びし、締まりがなく、意外性を欠くチームとなってしまった。
結局45分が過ぎた時点で、ラニエリはほかならぬスナイデルをベンチに下げ、
システムをよりチームに適した4-4-2に戻すことを決意した。
スナイデルには完全に失格の烙印が押された形である。試合後のラニエリの説明でもそれは明らかだった。
-続きます-