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東京ヴェルディは8日、下部組織・東京Vユースの楠瀬直木監督と今シーズンをもって契約を満了し、
来季以降の契約を結ばないと発表した。楠瀬監督は昨季から東京Vユースの監督に就任。
就任1年目にしてクラブユース(U-18)選手権で優勝に導くと、
さらに今季のクラブユース選手権では連覇を達成していた。
また、昨年はMF高木善朗(現・ユトレヒト)やMF小林祐希ら5選手がトップ昇格を果たし、
今季はU-18日本代表MF杉本竜士やFW南秀仁ら4選手のトップ昇格がすでに決まっている。
わずか2年間で東京Vの育成に大きく貢献した。続投が規定路線と見られていたが、
クラブ側の事情により、契約は更新されなかった。
現在、プレミアリーグイーストで首位に立つ東京Vユースは、
今週末に行われる最終節・三菱養和SCユース戦を迎え、
勝ち点で並んでいる2位・札幌U-18に得失点差で逆転されなければ(得失点差は東京V:+16、札幌U-18:+15)、
初代王者となることが決定。チャピオンシップへの出場権を手にすることができる。
このチームでひとつでも多くの試合を戦うため、楠瀬監督の有終の美を飾るため、
今季の残り試合をチーム一丸となって戦うしかない。
●楠瀬直木
(くすのせ・なおき)
■生年月日
1964年4月17日(47歳)
■出身地
東京都
■資格
日本サッカー協会公認S級ライセンス
■指導歴
95-96年:兵庫FCトップチーム監督
97-99年:小山ブリッツ コーチ
00-03年:白鴎大学サッカー部監督
03-09年:VERDY S.S.小山ジュニアユース監督
10-11年:東京Vユース監督
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