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ある男性が暮らしてきた二世帯住宅も、子どもが巣立ち、高齢の母が亡くなったことで、役割を終えようとしています。
男性は売却を希望していますが、母の居住エリアに無職の兄が住み着いてしまい…。
相続実務士である曽根惠子氏(株式会社夢相続代表取締役)が、実際に寄せられた相談内容をもとに、生前対策について解説します。
今回の相談者は、横浜市在住の60代の伊藤さん夫婦です。二世帯住宅で、亡き母とともに1階部分に暮らしていた兄と、家の売却をめぐってトラブルになっているため、アドバイスがほしいとのご相談でした。
伊藤さんは、結婚当初から自分の実家で両親と同居してきました。伊藤さんには独身の兄がひとりいますが、父親と折り合いが悪く、成人後はほとんど家に寄り付かなくなりました。
兄は長年飲食業界で働いていましたが、コロナ禍以降は仕事が激減し、いまはほとんど働いていない様子です。
(中略)
二世帯住宅は完全分離型の構造で、2階部分に伊藤さん家族、1階部分に母親が暮らす計画でした。
しかし、折り合いの悪かった父がいなくなったことから、独身の兄が母親のもとに戻ることになったのです。
「二世帯住宅は、私の家族世帯と、母・兄の世帯、それぞれが3分の2、3分の1の割合で費用を出し合うことになりました。建物の名義は私が3分の2、兄が3分の1の割合の共有です」
私たち夫婦には2人の子どもがいますが、すでに独立しています。
一昨年、長男が横浜市に家を買い〈とてもいい場所だから、老後はこちらで過ごしてはどうか〉と声をかけてくれて、それなら長男のそばの高齢者住宅へ入居しようと、夫婦で話し合ってきたのです」
伊藤さん夫婦はもともと、子どもが巣立ったあとは住み替えを希望していました。母が亡くなったのは、いいタイミングだと考えていたのです。
(中略)
兄からは、ゾッとする言葉が飛び出しました。
「自宅売却や遺産分割の話を持ち掛けても、兄はニヤニヤ笑うばかりでまったく真剣に取り合わないのです。
そのうえ、〈そうだ、老後はお前の子どもたちに見てもらおう〉と…。
実の親が子どもに負担をかけないよう必死になっているのに、まさか伯父の老後を見させるわけにはいきません」
続きはYahooニュース The GOLD ONLINE 2023/10/09
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