18/06/08 18:01:28.77 CAP_USER9.net
東京都目黒区で3月、船戸結愛ちゃん(5)が死亡した。虐待をしていた疑いで、父・ 雄大容疑者(33)と母・ 優里容疑者(25)が警視庁に逮捕された。
結愛ちゃんは、2018年1月に東京に来るまで、一家で香川県善通寺市に住んでいた。
県や児童相談所は、どのように対応してきたのか。県の記録からは、一家のいびつな関係が浮かび上がってきた。
■「子どもの泣き声がひどい」
県西部子ども相談センター(児童相談所)が、初めて虐待の疑いを認知したのは、2016年の夏だった。
この年、優里容疑者は雄大容疑者と再婚。
雄大容疑者は4月に隣の三豊市の会社で働き始めたという。
8月25日、近所の人が「子どもの泣き声がひどい」と児相に通報した。
優里容疑者は、19歳で結愛ちゃんを妊娠したとき「若年妊婦」として善通寺市の保健師がケアしていた。児相は市の保健師に問い合わせたが、出産当時の記録では、虐待をする兆候や育児に困っているような相談歴もなかった。
児相は、結愛ちゃんが通う幼稚園に問い合わせたが、園の回答は「特に問題はない」。家を訪ねたが不在だった。
これらの情報から、児相は保護ではなく「簡易相談事案」として様子を見ることにした。
■クリスマス、結愛ちゃんを一時保護
翌9月には、弟が生まれた。
9月5日の記録には「第2子出産のため、健診などで結愛ちゃんのフォローを」などと記された。
その後は通報なども無かったが、12月25日のクリスマスの日に、結愛ちゃんが一人で外に出されているところを、近所の人が目撃。通報から香川県警が結愛ちゃんを保護し、児相が対応することになった。
この時、病院では「下唇が切れ、まぶたの上にはたんこぶがあった」と診断された。担当した医師は「日常的な虐待の傾向がある」と診断書に記した。
結愛ちゃんは軽度の傷ではあったが、虐待ケースとして児相に一時保護された。
※省略
■結愛ちゃん「うまく言えない」と父に手紙
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■パトロール中の警官が見つけ、2回目の保護
児相から一家を注視するよう伝えられていた地元の丸亀署では、警官が頻繁に見回りにまわっていたという。
3月19日、一人で外にいた結愛ちゃんを警官が目撃した。
母は「一緒に遊んでいて、私だけちょっと家に戻っていただけだった」と話した。
しかし、結愛ちゃんはけがをしている様子で、署で身柄を保護し、病院での診察をすることになった。
舌が切れて唇に赤い傷があり、両膝には擦り傷、お腹には5cm程度のアザがみられた。
傷について問われた結愛ちゃんは、病院の医師に「お父さんに叩かれた」と訴えた。
だが、両親は「転んだだけ」「叩いたわけでない」と否定した。
この件を受けて、2回目の一時保護が決定した。
このころ、結愛ちゃんは「パパ、ママいらん」「前のパパが良かった」と言うようになっていた。
だが、5月14日の親子面談では、一時保護所の心理士に「おもちゃもあるし、お家に帰りたい」と話すこともあった。
児相は、育児支援対策室やこどもメンタルヘルス科のある善通寺市の四国こどもとおとなの医療センターに協力をあおぎ、結愛ちゃんが病院のセラピーを受けることや、祖父母の家に定期的に預けること、叩かないことなど五つの約束を両親ととりつけた。
雄大容疑者は5月にも傷害容疑で書類送検されていたが、再び不起訴になっていた。
そして児相は、7月31日に、指導措置付きで保護を解除した。
>>2以降に続く
2018年06月07日 20時17分
HuffPost Japan
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★1が立った時間 2018/06/08(金) 11:51:53.70
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