07/05/20 08:18:18
「のらくろ」の漫画は複雑で、「少年倶楽部」に掲載された「二等卒」からはじまる作品もあれば、
講談社から出たハードカバー(オールカラー)版もある
よく図書館なんかにあるのは後者の方が多く、前者も復刻された物があるが
一般で見られるのは少数
戦後編は田河本人が雑誌「丸」に連載された物があり、これがまた講談社からハードカバーで出版された
これが正調
しかし、田河は山根赤鬼(「カバドンとなおみちゃん」「よたろうくん」)、山根青鬼(「名たんていカゲマン」)
永田竹丸(幼年向け漫画家、藤子不二雄のチーフアシスタントもして「ドラえもん」等に携わっていた)の三人に
執筆権を与えている
この三人が描いた「のらくろ」も田河のお墨付き、
つまり決して「贋作」「パロディ」とは言ってはいけない「本物」なのだ
とはいえ、山根青鬼が描いた「のらくろ」、どうみてもシャドーマンなんだよなぁ…ギャグも軽いし