エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト603:569 06/01/17 16:53:50 「僕…怖かったです」 ひと心地ついてシンジは俯きながらそう呟いた。加持は黙ってそれに耳を傾ける。 「でも、いつも僕のそばに加持さんに居て貰うわけにはいかないから…だから頑張って逃げませんでした」 シンジの言葉に加持はにこりと微笑んだ。やはり目の前の幼い彼は、それでも男なのだなと 嬉しくもあり、少々残念な気もする。 「よくやったな、シンジ君」 複雑な心境で呟いた加持の言葉に、シンジは嬉しそうににっこりと笑う。その笑顔を見ると、 やはりこれで良かったのだと思えてきた。 「いい眺めだろう。遠くに駒ケ岳、眼下に広がる湿原。…そうだ、姥子にある宿もいいんだぞ。 芦ノ湖が一望できる巨大露天風呂があってな、なかなか爽快だ」 話題をすり替えようとにこやかにそう言う加持に、シンジは楽しそうにふふ、と微笑んだ。 「へえ、今度連れて行ってくださいね」 シンジの言葉に加持は少しどきりとする。 「…それは、またお相手願えるって事かな?」 「それはお断りします。もう御免ですよ、加持さんしつこいし」 唇を尖らせる彼の姿に、加持は思わず噴出した。 しばらくそのまま二人で笑い転げる。 嬉しそうに笑うシンジの横顔に朝日が反射する。湯の中で火照ったその表情は思わず見とれて しまうぐらい綺麗で、加持はなんとなく苦笑いした。 若さってのは、強さだな。 そう思ってしまう自分に歳を感じるのは、少々加持にとって不本意だったが、それでも彼の笑顔を 見ているとそれもどうでもいい事のように思えてくるから不思議だ。 加持は辺りに誰もいないことを確かめると、彼の身体を抱き寄せそっと、キスをした。 湯煙の中睦みあう二人を祝福するかのように、朝日がそっと二人を照らす。 沸き起こる愛しさに、加持は再びシンジに気づかれぬ様、苦笑いをした----- 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch