09/12/28 20:56:34 Gu97szan
治らないとは言ってない。少なくとも発達心理学的には治す方法はある。
ただカウンセリング程度では全然ダメ、と言いたいだけ。
発達心理学的には、幼少期の到達できていない発達課題を到達させ、そののちに、青年期の発達課題を段階的に到達させることにより治療は可能。
とどのつまり、患者を一から育てなおす、ということ。
これは診察室やカウンセリングルーム、自助サロンやセミナー程度では到底できないシロモノ。発達課題の段階的到達のためには患者が生きている環境(ライフステージ)そのものから全部整える必要あるから。
対症療法はあくまでも対症療法。PDD-NOSでも沢山の社会経験を蓄積し、心で感じるのではなく頭で考えて定型風行動をする、という対症療法がある。が、
これでは未体験の事柄にぶつかったらフリーズするだろうし、相手に普通でない行動をとられただけでパニックになる。
普段は定型を装うことができても、いざというとき肝心なときにボロを出す結果にならんか?
そのボロを薬で抑えてるのだろうが、このボロを抑え得るほどの薬の量は、かなり怖いぞ。