10/04/29 23:14:50 /M+/96Us0
上で1995年の120km/h化のときの話を書いたけど、その3年後の1998年に羽田空港開業、快特蒲田停車となっている。
この3年のタイムラグは何なのか。なぜ、120km/h化が羽田空港開業の3年前だったのだろうか。
単なる偶然として済ませることもできなくはないが、もしこれら2つの順序、タイムラグに意味があるとすれば、こんなことではないか。:
・京急が羽田空港に乗入れが決まったのは1980年代の後半。
・当初は2000年開業予定だったが、京急の創立100周年が1998年だから、恐らく当初から100周年にふさわしいビッグイベントとして羽田空港開業は前倒しするつもりだったのだろう。
・で、恐らく相当前から、開業後の想定ダイヤの素案を社内で何パターンも考えていたと思われる。
・その全部のパターンではないかもしれないが、快特の蒲田停車は想定されていたのだろう。
・快特が蒲田停車となると、停車駅が増え、競合するJR東海道線よりも遅くなる(当時は品横間17分台、(公式では)最高105km/h)。
・そのため、所要時間を現行維持するため、快特のスピードアップを計画した。スピードアップして浮いた時間を新規停車に充てるというもの。JR西の新快速などでも用いられている常套手段。
続く。