09/05/14 21:10:03 0
石川県能美市の辰口温泉まつさきで13日から行われた第64期本因坊決定戦七番勝負
(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第1局は14日午後7時53分、259手で
羽根直樹本因坊(32)が挑戦者の高尾紳路九段(32)に白番2目半勝ちした。
残り時間は高尾5分、羽根3分。第2局は27、28の両日、大分県宇佐市の宇佐神宮で行われる。
羽根が持ち前の粘り強さと深い読みで逆転勝ちし、初防衛に向けて好発進した。
右上隅から始まった戦いは、高尾が黒95まで手厚い形を作り、羽根が白96と
左下隅を固めて一段落。高尾は黒97と下辺に先着し、黒117、119の手筋で優勢を拡大した。
しかし、羽根は白144とこん身の勝負手を放った。そこまで冷静に対処していた高尾が
黒145と反発したため、コウ争いに。黒147のコウだてがまずく、白148と打たれて
一気に混戦となった。延々とコウ争いが続く中、最後は羽根が高尾を差し切った。
▽羽根本因坊の話
右下の白を攻められ、わからなくなってしまいました。
でも、下辺の難しいコウがうまくいったので、よくなったと思いました。
▽高尾九段の話 黒119(14十六)でチャンスが来たかと思いましたが……。
黒145(12十九)で普通に打っても、自信はありませんでした。
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