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【ロサンゼルス=松尾理也】
石川遼選手が出場して開かれた米男子プロゴルフ(PGA)ツアー、ノーザントラスト・オープンの
開催をめぐり、大会の冠スポンサーである金融グループ、ノーザントラスト社(シカゴ)が
世論の集中砲火を浴びている。
発端は、22日の同大会閉幕後、芸能ゴシップサイト「TMZ」が、大会の前夜祭として
ノーザン社がロス市内のライブハウスなどを貸し切りにし、シェリル・クロウやシカゴといった
大物ミュージシャンを招いて派手なコンサートを開いていた、と報じたこと。
これを受け、元民主党大統領候補のジョン・ケリー上院議員が「血税の無駄遣いはもうたくさんだ」と、
金融危機のさなか、公的資金を受けた銀行がパーティーなどに資金を流用するのを禁止する
法案を提出する意向を示すなど、批判の声が上がった。
これに対し、ノーザン社は「大会を中止してもなんら公共の利益にはならない」と反論。
「大会開催はわが社のマーケティング戦略の欠くことのできない一部」と一歩も引かない構えを見せている。
強気の背景には、同社は16億ドル(約1400億円)の公的資金を受けたものの財務体質は健全で、
救済要請の事実もなかったという事情がある。
産経新聞(gooニュース)2009年2月26日(木)16:15
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