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日本ハムの多田野数人投手(28)が4日、サンケイスポーツのインタビューに応じ、
2009年の目標に「最低でも2けた勝利」を掲げた。
日本球界1年目は左手首骨折の影響もあり7勝に終わったが、今季こそ逆輸入
右腕の本領を発揮する。
立大卒業後に海を渡り、5年間の米国生活を送った多田野。即戦力として期待されたが、
1月の自主トレ中に左手首を骨折。5月2日に初登板(楽天戦、札幌ドーム)を果たした
日本球界1年目は7勝7敗、防御率4.78に終わった。
「けがをしたことを考えると、予想以上の成績でした。実はまだ左手首に5センチぐらいの
プレートが入っていて、(投球時に)左手がうまく使えない分、肩や足に(疲労が)
たまりました」
米国とのルールの違いにも戸惑い、12球団ワーストとなる7度のボークを記録。
8月以降は7試合で1勝4敗と低迷した。
「ボークを直そうとすると打者のリズムになってしまい、後半は安定感に欠けました。
それとやせやすい体質なので、夏場は体重が(78キロから74キロへ)4キロほど
落ちてしまって…」
苦しい一年を成長の糧とするため、秋季キャンプ(沖縄)ではカットボールの習得に挑戦した。
「左打者の内角に食い込むボールを覚えようと思って。ブルペンで投げた感じはよかったので、
あとは打者の反応を見たいですね」
6歳下のエース、ダルビッシュにも見習う点があるという。
「自制心を持っていますね。糖分の入ったジュースを飲んでいるところを見たことがない。
あの年齢(22歳)で摂生はなかなかできないですよ」
今季の目標は明確だ。
「先発なら最低でも2けた勝利。1シーズンを通して計算できる投手になりたい」
真価をみせつける2年目。逆輸入右腕が日本ハムV奪回のキーマンになる。
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