09/12/13 21:09:51
前原誠司国土交通相は13日、関西国際空港を視察後の会見で、
関西、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港のあり方について、
「伊丹は(就航する航空機を)小型化しながらも存続させていくことが大事」と述べ、
伊丹を縮小しながら国内線専用空港として存続させ、
国際拠点と位置づける関空と一体運用を図っていく考えを明らかにした。
前原国交相は関空が年間発着枠(23万回)の半分しか稼働していない点を指摘。
「24時間、2本の滑走路を使える拠点空港を、フル活用できる環境を作るのが航空行政に課された大きな役割だと痛感した」と述べ、
日米間で合意した航空自由化(オープンスカイ)協定を踏まえ、
貨物便の中継基地や格安航空会社の拠点として関空活用を図っていく方針を示した。
関空会社の経営を支援する補給金(10年度概算要求額160億円)のうち、
条件付きで財務省が75億円を認める方針を固めたことについては、「調整中」と言及を避けた。
また、官民で議論する「関西3空港懇談会」が14日に正式合意する見通しの一元管理案については
「一元管理といってもいろいろな形があり、どのレベルの一元管理かは今後の議論になる」述べ、
国交省の成長戦略会議で検討していく意向を示した。
ソース:毎日jp
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