09/06/17 08:27:12
ブラジル政府が計画している高速鉄道プロジェクトに、日本の新幹線技術を
売り込もうというセミナーが16日、ブラジルの首都ブラジリアで開かれ、
日本の関係者らが新幹線の優位性を訴えました。
日本とブラジルの国会議員連盟が開いたセミナーには、日本から訪れた
国土交通省や大手商社の担当者らが参加しました。このプロジェクトは
リオデジャネイロからサンパウロを経由してサンパウロ州内の主要都市に至る
およそ500キロを高速鉄道で結ぶもので、総額110億ドル、日本円で
1兆円を超える資金が投じられます。
日本以外にもフランスや韓国が参入を狙っており、セミナーでは国土交通省の
佐伯洋審議官らが新幹線の安全性に加え、車両のサイズが比較的小型で
トンネルの大きさも小さくて済み、山の多いブラジル国内を走行するのに
適していることなどを懸命にアピールしていました。
ブラジルでは、おととしの航空機事故をきっかけに、空の過密スケジュールを
緩和しようと高速鉄道の構想が持ち上がり、リオデジャネイロでサッカー
・ワールドカップの開催が予定される2014年までの完成を目指しています。
ブラジル政府は年内にはどの国の高速鉄道を採用するか決めたいとしており、
日本としては今後も官民をあげて新幹線の売り込みを図っていくことにしています。
◎ソース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
◎元スレ
【鉄道】新幹線をブラジルに--三井物産、日本企業を取りまとめ応札へ [08/12]
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