24/04/11 19:20:13.50 .net
康太は昨日、天国に旅立ちました。
土曜日の落馬後からずっと意識のない状態で、何とか頑張ってほしいと願ってはいましたが、正直、いつ息を引き取ってもおかしくない状況でした。
そんななか、頑張って心臓を動かし続け、家族や友人たちが気持ちの整理をするため、そして、それぞれがお別れを言うための時間を作ってくれた康太。優しい康太らしい最期だったと思います。
明るくて、本当にいいヤツで、弟であると同時に大事な友達のような存在でした。もう笑って冗談を言い合えないこと、レースで競い合うことができないこと、とても寂しいです。
ですが、いつまでも悲しんでばかりはいられません。普段からよく話をしていたので、僕には康太の気持ちがよくわかります。
まだ35歳。これからも続くはずだった人生で、まだまだやりたいことがあったのは間違いないです。ただ、ここまでの人生にはまったく悔いがなかったと思いますし、大切な家族のために、大好きな騎手という仕事を最後の瞬間までできたこと、すごく幸せだったと思います。
なので、競馬を応援してくださるファンの方々の記憶のなかに、悲しい出来事として残ってしまうことを康太は望んでいないと思います。難しいお願いになってしまうかもしれませんが、どうか騎手として輝いていた康太を忘れないでやってください。そして、輝いていたたくさんの瞬間を時々でも思い出していただけたら。そうやってみなさんの心のなかで生き続けてくれたら、兄としてこれ以上うれしいことはありません。
最後になりましたが、藤岡康太に関わってくださったすべての方に、心より感謝を申し上げます。
そして康太。ゆっくり休んでな。お疲れさま。