マジでドバイ開業医Ⅰat HOSP
マジでドバイ開業医Ⅰ - 暇つぶし2ch309:卵の名無しさん
17/03/01 15:35:20.33 +rNQIK+p.net
>>293
某大手製薬会社では、ACEの空咳を除外する程度しか差別化点が考えられないARBの研究をすべきか
大激論があってARB研究の着手が遅れた。結果、自社品の開発を途中で中止し、日本の販売権の
決定してない製品を技術導入することにした。調査担当者が選んだ製品はイルベサルタン
(アバプロ・イルベタン)。しかし、提携交渉がまとまらず、別のABRを導入し、発売した。
発売後の売り上げは圧倒的に、別のARB>イルベサルタン。会社のブランド力・販売力の差。
とある大手製薬会社では、スタチン後の脂質異常症の新薬の研究開発のための調査をしていた。
欧米のトップエキスパートにも意見聴取を実施していた。その調査担当によれば確固たる
エビデンスが存在しているのはリポバス>メバロチン&リピトール。しかし、
当時、日本ではリピトールが上市され、売り上げ首位をメバロチンと争っていた。
両薬効領域とも、製品力に劣っているのに売り上げが勝った製薬会社の調査担当の見解で
あって、製品力が勝っているが、売り上げが劣った製薬会社のやっかみからの発言ではない。
なお、会社規模は、売り上げが勝っている方が上。
製薬会社に限らず、一般業種では、中身を十分評価できない層を対象とした場合、製品力が
いくら良くても、会社規模(会社の信頼度・ブランド力)が足りずに、泣く場合が多い。
弱小企業は、そのブランド力のなさを自覚した上で、より多いサービス、より安い価格など
ブランド力を補う戦略を立てて行動する。この行動ができた弱小企業は、いずれ中企業となり
大企業の背中を負うことになる。一方、その事実から目を背けた会社はいつまでたっても変わらない。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch