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蛯天本店3月末閉店へ 創業68年 ススキノの名料理店また一つお別れ
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札幌を代表する天ぷら料理の老舗「蛯(えび)天本店」(中央区南4西3)が、3月末で閉店する。店主の体力的な問題が理由という。
ネオンサインの輝く「ススキノ交差点」近くに店を構えて70年弱。
サクサクの天ぷらが客に長年愛され、地元出身の漫画家、故・おおば比呂司さんも足しげく通った。
2年前に店を閉めた明治期創業の「東寿し」に続いて、また一つ歓楽街から老舗の灯火が消える。
蛯天本店は先代の故・八木実さんが1950年(昭和25年)に創業。高度経済成長期に前後して人気店となり、市内に支店が相次ぎ誕生した。
「本店は先輩職人が5人もいて、自分の天ぷらを人前に出せるまで2年かかった」。
16歳で働き始めた現店主で2代目の八木久雄さん(61)が言う。
客を魅了したのが名物のエビ天だ。揚げ玉を絡ませて揚げる独自の調理法で、衣は薄いのに食感がサクサク。
筋に切れ目を入れ、真っすぐに揚げるため、見た目も大きく豪勢だ。「花(揚げ玉)の量が多すぎると衣が厚くなり、素材の味が分からなくなる。
その加減が難しい」と久雄さん。
店の看板やメニューを彩る天ぷら職人のイラストは、おおば比呂司さんの作品だ。親分肌な先代の実さんを「アニキ」と慕い、店の常連だった。
久雄さんが閉店を決めたのは体力的な問題や、人手不足でスタッフが十分確保できないことが理由。
先代の娘で妻の説子(ともこ)さんも8年前に亡くなり、「1人で切り盛りするのがきつくなった」と明かす。
10年ほど前にも病を患い、調理場に立てない時期も経験した。復帰後、自信になったのが「エビが真っすぐでおいしい」との客の言葉。
その言葉を胸に、閉店まで誠意を込めて揚げ続ける覚悟だ。
蛯天本店は水曜定休。のれん分けした市内三つの店は経営が独立しており、今後も営業を続ける。