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成功しているYouTuberの人たちは、とても華々しく輝いているように見えます。1つの都道府県の全人口レベルのチャンネル登録者がおり、年収は数億円、人によっては10数億円という大金を稼ぎ出しているのです。
そんな成功しているYouTuberに対して、年代別に印象の違いがあることに気づきました。あるテレビ番組の街頭インタビューで、若者はYouTuberたちに対して「努力しているのだから、ファンが多かったり年収が高いのは当然」とYouTuberの成功に理解を示しているのです。一方、それに対して中高年は「バカバカしいことで騒いで稼ぐなんてケシカラン」「ちゃんと社会の役に立つことをして稼ぐべき」とネガティブな反応を見せていたのです。
この違いはどこから生まれるのか?考察してみます。
■YouTuberへの理解度の違いが理由
YouTuberといえば、ヒカキンさんです。彼が動画撮影の舞台裏について、公開した動画が話題になりました
動画の中では面白おかしく、楽しく過ごしているように見えるヒカキンさんですが、その実、毎日ハイクオリティの動画を投稿し続ける姿勢はまさに「アスリートを思わせるストイックさ」を感じます。若者はテレビよりYouTubeを好んで視聴していますから、ヒカキンさんの人気は常人離れした努力の上に成り立つものであることを、肌感覚で理解しているのでしょう。
一方、中高年はYouTuberのことを、正しく理解できていない人も少なくありません。数分間、長くても10数分間の動画撮影をしたら、残りの時間は好き勝手に自由に遊んで過ごしているだけ、といった印象を持つ人もいるのかもしれません。しかし、上記のヒカキンさんのようにウケる企画を考えたり、テレビの取材を受けたり、動画の編集作業をしたりと数分間、10数分間の動画の裏には膨大な作業と労力があるのです。それを中高年の人は知らないために、「一日の大半を働かずに過ごしている」と勘違いしているものと考えます。
■中高年の嫉妬は類似性と獲得可能性で説明がつく
■嫉妬を生み出す類似性と獲得可能性とは?
類似性というのは、自分と似ている、同じような属性と考えることです。たとえば、ママ友のいじめの場合は、自分と同じ女性、母親、地域、生活水準という類似性を持っています。同じような立場のはずのママ友が、自分にはない経済的な得をすると激しく嫉妬してしまうというものです。
YouTuberへの嫉妬についていえば、中高年の人は彼/彼女らを「自分たちにはない天才」などとは思っておらず、あくまで一般人と認識していると見られます。その証拠に、YouTuberを批判する中高年もビル・ゲイツ氏や、ウォーレン・バフェット氏には嫉妬しません。なぜなら彼らは天才であり、自分たちとは別次元の人間だと考えているからです。人は類似性から外れた対象には、嫉妬しないのです。
そして獲得可能性というのは「努力すれば自分が持てそうなものを、相手が持っている」ということです。ママ友でいえば、自分と同じ生活水準だと思っていたママ友が、自分が住んでいるよりグレードの高いマンションを購入した時などに起きる嫉妬です。
YouTuberは常人離れした努力や創意工夫でなし得た人気や年収なのですが、嫉妬する中高年にとっては「やろうと思えば、自分にもできそうな大したことのない仕事」と認識しているのかもしれません。実際に自分たちがやってみれば、到底真似のできないことなのですが、実態を正しく把握できないが故に、獲得可能性を感じて嫉妬してしまうものと考えます。