22/12/31 07:42:14.87 aM5GYgmw0.net
純正で配合されてるのは主に有機モリブデンだろうね。
有機モリブデンはMoDTPとMoDTCがある。
モリブデンは確かに油膜が切れかけ~瞬間的に切れる場面での潤滑性に対して効果はあるよ。副作用もあるというだけのこと。
有機モリブデンは300℃付近の高温になることで二硫化モリブデンを生成する。
エンジン内で300℃付近、またはそれ以上になる場所というのは極圧発生部位だから極めて局所的に作用する。
んで、有機モリブデンが反応すると二硫化モリブデンが生成するということは
流れの悪いところにはこの二硫化モリブデンがたまる。
エンジンによってはバラすとケース内に黒いカスが溜まってるというのはこの有機モリブデンが反応した結果
生成された二硫化モリブデンが溜まってる可能性がある。
極端な言い方すると、それはエンジンの使用状態が過酷で反応する機会が多いか、
オイルの配合が添加剤頼みでもたせてるかのどっちか。