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【北京、上海、広州時事】日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に抗議す
る中国の大規模反日デモは16日も続けられ、中小都市を含む少なくとも108都市・地域で行わ
れた。
15日の50都市以上を大きく上回り、1972年の日中国交正常化以降、1日の反日デモでは過
去最大規模となった。
全土で数十万人が参加した可能性もある。
中国のミニブログ「微博」などによると、日本車や日本料理店への破壊行為が多く見られ、反日意
識が地方の隅々まで浸透している現実が浮かび上がった。
日中関係の一段の緊迫化は避けられない見通しだ。
広東省深セン市では一部が暴徒化。
市共産党委員会の建物に入ろうとして武装警察と衝突したため、警察側が放水し催涙ガスなどを発
射、負傷者や拘束者が出たもようだ。
四川省成都のデモは2万5000人規模に達し、現地のイトーヨーカ堂や伊勢丹は休業した。
広州(広東省)では日本総領事館が入居する高級ホテルが1万人以上のデモ隊に包囲され、1階の
窓ガラスを破って暴徒数十人が乱入。
その際、ホテル内の日本料理店の窓ガラスが壊された。
また同省東莞市では回転すし店が破壊された。
北京の日本大使館などによると、邦人がけがをしたとの情報はない。
丹羽宇一郎大使は16日午後、外交ルートを通じ中国政府幹部に在留邦人と日系企業の安全に万全
の対応を取るよう要請した。
ただ15日に青島(山東省)で日系企業が放火されるなど深刻な被害が出たため、中国公安当局は
16日、封じ込め姿勢を強めた。
前日に2万人のデモ隊が押し寄せた日本大使館前では、公安当局はバリケードを強化。
それでも16日午前から1万人以上が集まり、投石などをした。
公安当局や武装警察もこれを事実上容認し続けた。
(時事通信社)
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