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日本経済への評価が下げ止まって若干、戻したとも思わせる報道が最近、散見
される。
欧州経済がユーロ危機で沈み、あおりで米国経済は足踏みするわ、中国やイン
ドなど新興国の経済は失速するわ、である。そんな中、日本経済が復興需要も
追い風に成長率を年率換算で4・7%に伸ばし、見る目が多少違ってきたもの
か。
極めつきは、5月下旬に英紙フィナンシャル・タイムズが掲載した、ノーベル
経済学賞受賞者で米プリンストン大教授、ポール・クルーグマン氏との会見記
事である。
氏は、日本のバブル経済の後始末について「警告例」ではなく「模範例」だっ
たとし、米国のような大不況に陥らず「失われた10年」でも専ら1人当たり
GDPは増えた、とその判断理由を説明、「いつもの冗談でいえば、十数年前
に日本を案じたわれら集団は東京へ行き天皇に謝るべきだ」と述べている。
6月上旬、この英紙に今度は「衰退よさらば! 日本は再び世界を飛び回って
いる」と題した、デービッド・ピリング同紙アジア部長のコラムが登場した。
日本企業が円高を背に海外での買収攻勢に出て、その額が中国を抑え、米国に
次いでいる状況を捉えたものである。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)