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【朝日新聞】戦争を扱うゲームやアニメのファンは開き直るな…排外主義の危険性と戦争賛美とみなされかねぬ作品であることを受け入れよ - 暇つぶし2ch1:鴉 ★
15/04/12 19:59:57.46 .net
(耕論)「右傾化」 三浦瑠麗さん、平沼赳夫さん、さやわかさん
朝日新聞
URLリンク(digital.asahi.com)
事なかれの真空、危うい さやわかさん(ライター、評論家)
 「艦これ」は、旧日本軍の軍艦が少女に擬人化される「艦隊これくしょん」という人気ゲームです。
 これだけではなく、女子高校生が第2次大戦時の戦車に乗って戦うアニメ「ガールズ&パンツァー」、
 特攻をテーマにした百田尚樹さんの小説「永遠の0」などが高い人気を得ています。
 「愛国エンタメ」と呼ばれたり、「右傾化」の表れと見なされたりしますが、僕は必ずしもそう思いません。
「艦これ」は、実在の艦船を性能や史実を細かく踏まえて擬人化しています。
そのこだわりを異様に思う人がいるのはわかりますが、
ポップカルチャーの中では、軍事ものは以前から定番でした。それが最近またブレークしているにすぎないのだと思います。
ただ、一方で、戦争のとらえ方が変わってきているのも事実です。以前は、エンタメであっても、戦争を扱った作品は何らかのイデオロギーを持っていた。「ゴジラ」には核兵器や戦争への批判がはっきり反映されています。

ところが「艦これ」にはそれが強く出ていない。
積極的に戦争を賛美するわけでもなく、反戦でもない。
イデオロギー的なものが抜け落ちているので、かえって不気味に見える。
何らかの主張があるはずだと思う人は、反戦の姿勢がストレートに感じられないので戦争賛美だと思いこむ。
作り手が立場を表面に出さなくなったのは、ネットの普及以降です。
ネットでは、白か黒かという二分法の思考が強い。
典型がネトウヨ(ネット右翼)や、彼らに敵対するカウンターと呼ばれる人たちです。
あらゆる人を敵と味方に分け、どんなものにも政治性を読み取ろうとします。
戦争に対して何らかの立場を表明すると「戦争賛美」「反戦」という両極端に落とし込まれて多くの人に届かなくなる
だから売るためには政治性を排除する。
「艦これ」も「永遠の0」も、最終的には恋愛や家族の絆のような情緒的な話に行き着く仕掛けになっています
「『艦これ』は右傾化だ」というのは簡単ですが、それはネトウヨがすぐ「売国」とレッテルを貼るのと同じ。
問題はレッテル貼りが事なかれ主義を招いていることです。
そして政治性をはぎ取られ、漂白されたものばかり与えられていると
その真空状態にかえって排外主義的な思想が入り込む危険性があります。
だから、戦争を扱うゲームやアニメのファンも「現実の戦争を描いたものじゃない」と開き直るべきではない。
戦争賛美と見なされかねない作品だということを受け入れ
しかし自分たちはネトウヨとは違うとはっきり言えなくてはいけない
「戦争」への多様な見方を理解しながら「艦これ」を楽しむことはできるし
そうあるべきだと思います。


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