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文藝春秋 2013年4月号
情報公開でわかった「公」と「私」 ③
■天皇家と東宮家「それぞれの家計簿」 使い道で見えてきたご公務への覚悟、考え方の違い
奥野修司(ノンフィクションライター)と本誌取材班
・愛子さまの山中湖「校外学習」(二泊三日)について検証。
皇太子や皇太子妃が外出することを「行啓」というが、ご公務ではなく、愛子さまの付き添いでもやはり
「山梨県行啓」となる。 そのための「事前調査」、つまり下見が二度行われた。(表あり 表1)
・一度目は夏休み中の8月25日から2日間。 このとき職員3人が派遣された。
二度目は9月4日から2日間で、職員4人が向かった。 動員された人数は述べ7名。
計上された費用は「日当」が16,200円で「宿泊料」が90,750円。
・「日当」とは、宮内庁によれば弁当代、交通費の手当てに相当し、金額は『国家公務員等の旅費に関する法律』
で2級職以下の1700円から<内閣総理大臣及び最高裁判官>の3,800円まで職別に決まっている。
・愛子さまの「校外学習」は9月14日から2泊3日だったが、その前日には雅子妃を迎えるために、
東宮職一人が山中湖に電車で向かっている。 そして9月14日から16日まで、東宮侍医1名、女官1名、
女嬬(にょじゅ・下級女官)1名、東宮職5名、車馬課職員5名の合計13人が同行した。
・このうち、雅子妃とともに高級リゾートホテル「ホテルマウント富士」に宿泊した職員は10名、3人は日帰り。
・ホテルマウント富士は「ホテル棟」と「ハーヴェスト棟」に分かれていて、「ハーヴェスト棟」は学習院初等科が
使用していたが、「ホテル棟」は宮内庁が「借り上げ」、つまり貸し切り、雅子妃や東宮職はここに宿泊された。
・ホテル棟は53室、約100名を収容できるが、ここに雅子妃をのぞいて10名が宿泊したから、42室が空室だったことになる。
ホテルの借り上げ費は1人2万円で1日20万円、2日間では40万円。 いずれも公費である。
雅子妃が宿泊された1泊12万円の「インペリアルスイート」(5階)は内廷費で払われたらしく、非公開であった。
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(注)ホテルマウント富士は、学習院OBが「雅子妃が滞在してもいいように貸してくれた」はずでは?>貸切
請求書の図には、ホテルマウント富士からは空き部屋の貸切料金は入っていない。
奥野修司は、たくみに悪意の印象操作をしている。