13/02/10 10:50:21.97
長野県内に32店舗を展開するジャスダック上場のスーパー「マツヤ」(長野市)は9日、
2010年3月から12年8月までの間、仕入れ先からのリベートがあったと見せかけ計1億8千万円を架空計上し、
利益を水増しする粉飾決算をしていたと発表した。
マツヤによると、仕入れ先から取引量に応じて支払われる「仕入割戻金」と呼ばれるリベートを、実際にはないのに計上していた。
1月末に退職した営業など担当の元取締役が、競争激化で売上高が伸び悩んでいたため会社の利益を大きく見せようと指示し、
複数の社員が関与していたという。
12年8月、当時の小山光作社長らが不正を把握したが公表せず、小山社長ら取締役3人が私財6千万円で
架空計上の一部を穴埋めしていた。
12年12月に監査法人に告発文書が送られ、問題が表面化。マツヤは第三者委員会を設置し調査していた。
小山社長は8日付で引責辞任し、代表権のない取締役会長に退いた。
新社長に就任した小山栄造氏は、9日に本社で開いた会見で「関係者に迷惑を掛けた。信頼回復に努めたい」と謝罪。
不正を指示した元取締役を刑事告訴するかは、決めていないという。
この問題の影響でマツヤは期日までに12年9~11月期決算の報告書を提出できず、1月9日に監理銘柄に指定された。
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