24/06/30 00:18:14.07 ROqdGsl4.net
この神文(かみふみ)の大きな価値は、八世紀に成立する古事記や日本書紀という古典の原書だというところにあります。
口承(こうしょう)で七世紀の初頭まで受け継いできたのですが、当時の日本語の文字化の成立という時を得てその値名が文字化したのです。
「神文(かみふみ)」は、大体七世紀の初めの頃、弓前値名(ゆまあてな)という香取神宮の神職によって文字化された古い書です。
当時は、鹿島神宮には中津(なかつ)という神職が、香取には弓前(ゆま)という神職がいたのですが、彼らの共通の先祖アメノコヤネから託宣された文書を大切に守り伝えていました。
中津や弓前という姓は彼らが中臣の姓を与えられる以前の姓です。
以上のことは、神文の解説文とでも言うべき弓前値名が書いた「委細心得(いさいこころえ)」に記されています。
「弓前文書は天児屋根からの伝言です」より引用