12/05/31 08:14:26.78
東京電力が6月1日から家庭向けに導入する時間帯別料金「ピークシフトプラン」の申込件数が、
今月28日現在で110件にとどまっていることが30日、分かった。東電は8月上旬までに
15万件の加入目標を掲げていたが、PR不足などで低調にとどまっている。
同プランは夏の午後の電気代を高くする代わりに夜間を安くするメニューを新設、料金値上げへの
理解促進と電力需給緩和の“一石二鳥”をもくろんだが、思惑が外れた格好だ。
通常料金は全時間帯一律なのに対し、新プランはエアコン需要で電力使用量が最も増える
夏(7~9月)の昼過ぎ(午後1~4時)の料金を通常の2倍にし、夜間(午後11時~
翌午前7時)を半額にする。日中は留守がちで、タイマー付き家電などで家事を未明に集中できる
世帯などが加入すれば、値上げ後でも電気代節約が可能だ。
東電は、緊急にガス火力発電設備などをかき集めた結果、今夏は原発稼働がゼロで猛暑となっても
4%以上の供給余力を維持できる見通し。ただ、設備をフル稼働させれば割高な石油などの
使用量が増える。夜間を格安にしても、日中に節電すれば燃料費を節減でき、東電の収支改善に
つながる。
ただ、経営再建中の東電にとって広告費も節減の対象。
同プランについては検針票とともに配布中の「料金値上げのお願い」の片隅に記載し、詳細は
ホームページに任せるなど「積極的なPRは行っていない」(業界関係者)。
また、東電の負担ながらメーターの付け替えなどの手間もかかり「加入は予想より低調」(東電)だ。
一方で、新プラン導入に伴い既存の時間帯別の料金プラン「おトクなナイト10」の受け付けは
6月いっぱいで終了する。別の節電プランに比べ割引対象時間を前後1時間ずつ拡大し
午後10時~翌午前8時としたもので、朝の身支度や就寝前のエアコン使用などもカバー。
ネット上では「こちらの方が使い勝手がいい」と加入を呼びかける書き込みが出るなど、
皮肉な状況となっている。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
■東京電力 URLリンク(www.tepco.co.jp)
ピークシフトプランのご案内と加入シミュレーション
URLリンク(www.tepco.co.jp)
おトクなナイト8・10(時間帯別電灯【夜間8時間型】/時間帯別電灯【夜間10時間型】)
URLリンク(www.tepco.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)