【話題】米国のモノづくり熱を支える会員制工房『テックショップ』 [05/30]at BIZPLUS
【話題】米国のモノづくり熱を支える会員制工房『テックショップ』 [05/30] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
12/05/30 15:25:13.51
アメリカの「ものづくり」熱は、ますます熱くなっている。ものづくりが好きな人々が
シリコンバレーで集まって開くお祭り、メーカーフェアーは参加者や入場者数を増やす
一方だし、一般人から募った資金を元にものを作って売るクラウドソーシングのサイト、
キックスターターは次々と面白い製品や起業家を生み出している。手づくりの小物や
服を作って売るサイト、エッツィーも相変わらず人気だ。

ものづくり好きの人々のコミュニティーであるこれらサイトについては当コラムでも
紹介したことがあるが、もうひとつ、ものづくりのエコシステムの中で忘れてはなら
ないのが、「テックショップ」の存在だ。

テックショップは、ものづくりのための大小の道具がそろった工房である。大きなもの
で言えば1000万円を超えるような工作機械もある。旋盤機械、3Dプリンター、プラス
ティック成型ができる機械なども揃っている。これらの機械にはコンピュータシステム
が統合され、三次元ソフトウェアで設計したものを、実際の材料に落とし込んで部材
として切り出すといったようなこともできる。小さなもので言えば、ミシンとかレーザー
カッター、木工作業のための道具などなど。

ともかく、テックショップは、何か作りたい人がやってくれば、ちゃんとそのための
道具が待っているという場所だ。すぐさまものづくりに専念でき、せっかくのアイデアや
やる気を、道具を揃えたり探したりするエネルギーのために削がれなくていいのである。

テックショップの工房は現在、全米5ヵ所にある。シリコンバレーに2ヵ所、サンフラン
シスコ市内に1ヵ所。アメリカのもうひとつのテクノロジー集積地と言われるノース
・カロライナ州のラリー・ダーハムに1ヵ所、そしてデトロイトに1ヵ所だ。近いうちに、
ワシントンDC付近にもオープンする予定という。

テックショップ内では、さまざまなものづくりをする人々がいつも機械や作業台に
向かっている。見知らぬ相手でも、メンバー同士はものづくり仲間としてすぐに懇意に
なる。互いに相談をしたり、できたものを見せ合ったりするのだ。ここで専門知識を
持つメンバーに出会って、製品開発が大きく前進したという例には事欠かない。
ものづくりのクラスもあって、機械の使い方や素材に関する知識などを学ぶことが
できる。テックショップからスタートして成功を収めた起業家のセミナーもある。
要するにここは、ものづくりの現場であり、学校であり、コミュニティーでもあるのだ。

テックショップは、連続起業家のジム・ニュートンによって2006年に創設された。
自分の発明物を組み立てるために工房を作ったが、それを使いたいと人々から要望を
聞くにつれ、ここにビジネスチャンスのあることを感じて創業。現在は全米で3300人
を超える会員が各地のテックショップに出入りしている。(※続く)

URLリンク(diamond.jp)


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