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3日、北海道南部の八雲町と函館市で走行中のダンプカーのタイヤが外れる事故が相次ぎました。この時期は交換を終えた冬用タイヤの脱輪事故が起きやすいことから、警察は一定距離を走行したあとナットを締め直すなど注意を呼びかけています。
警察によりますと、3日午後4時半ごろ、八雲町の道央自動車道・落部インターチェンジ付近の国道で、走行中のダンプカーのタイヤが外れ、周辺を走っていた少なくとも3台の車にぶつかりました。
この事故でタイヤが衝突した車に乗っていた人が体の痛みを訴えていますが、病院には搬送されてはおらず命に別状はないということです。
一方、3日午前11時20分ごろには、函館市港町の市道で走行中のダンプカーの左の後輪のタイヤが外れ、近くに止めてあった車と住宅にぶつかりました。
この事故によるけが人はいませんでした。
警察は、いずれの事故もナットが緩むなどして、走行中にタイヤが外れた可能性が高いとみています。
タイヤの脱輪は重大な事故につながるおそれがあることから、警察は走行中にハンドルがぶれるなどの異変を感じたら直ちに走行をやめて、ナットの締めつけを確認したり、タイヤ交換後は50キロから100キロの走行を目安にナットを締め直す「増し締め」を行ったりするなど、注意を呼びかけています。
NHK NEWS WEB
2024年12月3日 20時58分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)