21/08/03 08:51:00.79 iFn5SgR40.net
企業が投資に回せる金は、他人資本(借金)と自己資本(これのほとんどが内部留保)のどちらか。
例えば借金して投資する場合、投資して失敗すると、大損してしまう。
100億かけて設備投資して工場作っても、その工場には100億の担保価値はない。
投資して失敗したんで売却して返済しようにも、せいぜい数十億でしか売れないから、
数十億の損失が出てしまう。
その損失をどこでカバーするかといえば、自己資本を削り取って返済する事になる。
だから、自己資本を増やさないと、金融機関からすると、投資が失敗した時の返済能力に問題があると見なされるので、
そもそもお金が借りられない。
借金を増やす為にはお金を稼いで自己資本を増やさなければならない。
自己資本を増やす基本的な方法が内部留保を増やすこと(増資というのもあるが、これは滅多にできるものではない)。