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奈良県立医科大学裏口入試事件
33年から11年間の入学者600人のうち三分の一以上が裏口入学者であったことが
判明して問題になっている奈良県立医科大学の元学長緒方純一氏が、朝日新聞記者のイン
タビューに応じ、裏口入学者を認めたいきさつ、元教官、県幹部の子弟の「縁故入学」、県
内有力政治家の動きなどを具体的に話した。その中で、1.大学をつぶすわけにはいかず、
やむなく寄付金予約組を別枠で取る裏口入学制度をはじめた。2.元教官、県幹部の子弟
について教授会で「縁故入学」を認めたことはある。3.奥田良三知事ら県内有力政治家が
入学を頼みに来たことはあったが成績が悪ければいれていない。-などを明らかにした。
これに対し、奥田知事は「寄付金を納めたかどうかは知らないが当時の緒方学長にメモ
を渡して頼んだことはある」と認めた。
(中略)
以下は緒方学長との一問一答。
―「縁故入学」についてはどうか。
いっしょに働いていた元教官、県幹部の子弟を成績が悪くても教授会で入学を認めたこと
はある。
―政治家の動きは。
僕に「頼む」と言ってきた人は少なくなかった。しかし成績が悪くても入学させたのはいな
い。「縁故入学」を認めたのは元教官、元県幹部の子弟だけだ。
―知事でも断ったのか。
知事のメモにのっていた受験生でも特別ワクの中で成績が悪かったのは、絶対に入学にさ
せていない。ただし知事は僕の上司だし、合格者を発表する前日に県庁に行って知事から
来ていたメモの受験生の合否を知らせたよ。儀礼上そうせざるを得なかった。