16/08/19 22:31:17.07 9kmATHLr0.net
油の種類によってカロリーは実は違う（殆ど同じだから気にしなくていいけど）。
油を構成する脂質の構造（炭素鎖の長さや二重結合の有無）
が違えば質量あたりエネルギー変換効率も違って当然だからね。
でも日本では「すべての油は全く同じカロリーである」と信じている人が多い。
この勘違いの出所は文科省の出している日本食品標準成分表で、
全ての植物性油脂が921kcal/100gとなっていることに由来する。
（実際には油の種類で数kcal程度の差はある。英語で調べると情報は出てくる）
標準成分表は実際に各食品の熱量を測定しているのではなく、
各食品に含まれる炭水化物、脂質、タンパク質の含有量を求め、
それに各成分ごとに決まった値をかけて食品の熱量としているだけなのだ。
（実際には同じ脂質でも分子種ごとに熱量は微妙に違うが考慮していない）
だから、脂質であれば全て同じ値がかけられるわけで、
油ごとに種類によらず全て同じ熱量になってしまうのは当然なのだ。