15/09/06 21:45:48.60
>>1より
憲法学者についても述べておこう。安保法制法案について大半の憲法学者が「違憲」と
するというが、彼らに安保法制を語る資格はない。何より彼らの大部分は現在も個別的
自衛権すら憲法違反という立場だからだ。その彼らに集団的自衛権行使が憲法上可能かを
問うこと自体が無意味というものだ。テレビ朝日系の『報道ステーション』が憲法学者に
アンケートをしているが、その内容を見ると憲法学者という職業のレベルがわかる。
「そもそも私は日本国憲法9条のもとで個別的自衛権も放棄していると解しており、
『必要最小限度の実力の保持は憲法9条に違反しない』という自衛力合憲論を否定
する立場である」(水島朝穂・早大教授)
「日本国憲法は、徹底した非軍事平和主義をうたっており、個別的自衛権についてさえ、
軍事手段による発動を許していないと思う」(右崎正博・独協大教授)
「日本国憲法は、自衛の名のもとに侵略戦争を行った戦前の反省に立ち、
個別的自衛権も放棄している」(小松浩・立命館大教授)
「個別的自衛権の行使や自衛隊の保持そのものが9条の規範内容に反すると言わざるを得ない」
(常岡=乗本=せつ子・フェリス女学院大教授)
ほんの一部を紹介したが、厳しい安全保障環境の中でどのようにして国民の安全と
国家の主権を維持するのかについての考察は彼らにはない。ただただ9条2項の文言と
にらめっこして十年、いや、七十年一日の如く「自衛隊は憲法違反、まして集団的
自衛権なんて」と叫んでいる。
米国の文脈とは別に、言葉の本来の意味での「反知性主義」は一体どちらなのかは、言うまでもない。(了)