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★運転免許証を漫画喫茶で偽造=売買に暴力団、詐欺事件に-愛知県警
運転免許証を漫画喫茶で大量に偽造していた男が愛知県警に逮捕された。
免許証は最も信頼度が高い身分証の一つとして扱われるが、偽物は精巧で、
見抜くのは極めて困難だという。偽造免許証の売買には暴力団が暗躍、
詐欺などに使われており、県警は「被害が全国で出てもおかしくない」
と警戒を強めている。
昨年12月、有印公文書偽造容疑で県警に逮捕されたのは、住所不定無職
堀内大作被告(46)=起訴=で、「10年ぐらい前に興味本位で作ったら
うまくできた。簡単に携帯電話を契約できた」などと供述。漫画喫茶に
カラープリンターを持ち込み、備え付けのパソコンを使用、免許証1枚の
偽造に約15分しかかからなかったという。
1枚1万~3万円で販売、関係先からは約100枚が押収された。
堀内被告が偽造した免許証は詐欺事件に使われ、少なくとも携帯電話や通帳、
クレジットカードなど計42点の被害が確認されている。
県警によると、堀内被告は暴力団組員だった時期があった。偽造免許証を使って
携帯電話をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された別の男(43)=起訴=には、
指定暴力団山口組系組員(43)が仲介したことが分かっている。
県警幹部は「不正入手された携帯電話は特殊詐欺など犯罪の温床になる。
しっかり取り締まらなくてはならない」と強調。その一方で、「偽造免許証は
精巧で見ても触っても判別できない。提示されたらよく調べてほしい」と呼び掛ける。
これに対し、大手携帯電話会社の広報担当者は「提示されても、控えを取って
すぐに返し、契約は数十分で済んでしまう」と実態