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鍛えた「数学力」を武器に未来を開け…巣鴨 読売 2019/12/17 05:21
(抜粋)
巣鴨中学校・高等学校(東京都豊島区)は、数学力を鍛え上げることで高い大学合格実績を上げている。中3になると数学の成績上位者を集めた「数学クラス」が編成され、生徒たちは学期ごとの入れ替え戦で、大いに順位を競うという。また、昨年度からは「算数1科目入試」も導入され、ますます数学を軸とした教育が充実する見込みだ。中学1年生の数学の授業を取材し、担当教諭に話を聞いた。
「あるとすれば基礎を徹底して反復すること。奇をてらうことなく、教科書でしっかりと学びを深めます。大切なのは、数式をただ記憶するのではなく、なぜ、そのような数式ができたのか、その成り立ちをしっかりと理解すること。それが数学的なセンスを磨くことにつながります」
同校が基礎を重視する理由の一つは、国公立大学の数学入試問題が、応用よりも基礎を重視した傾向にあるからだという。たとえば、東京大学の2次試験で「πが3.05よりも大きいことを証明せよ」という問題が出されたことがあるという。
「これは数式を丸暗記しても解けないでしょう。基礎となる公式の中から、どれを『解く道具』として選べるかにかかっています。正しく選ぶことができたら、実は難しくない。だからこそ、基礎を徹底させます」
成績上位者を選抜した「数学クラス」
今春も、東大21人、早慶88人、特に医学部医学科は国公私立合わせて164人(いずれも既卒者を含む)と、輝かしい実績を上げている。数学力が狭き門を突破する大きな武器となっていることは間違いないだろう。