暇つぶし2chat MATH
- 暇つぶし2ch983:132人目の素数さん
19/09/20 20:52:37.57 RknCd/FB.net
多様体なんて東大生でもかなり挫折すると聞くな

984:132人目の素数さん
19/09/20 21:46:01.95 lq2/XEro.net
川平友規著『入門複素関数』を読んでいます。
留数定理ですが、第一印象としては、なんか大したことがない定理という印象です。
なんかいまままでの例題なんか見ると、コーシーの積分公式で十分なのではないか?と思っちゃいますよね。
いずれにしても、なんかコーシーの積分定理のみに頼り切って、同じようなことを延々と続けているという印象です。

985:132人目の素数さん
19/09/20 21:48:46.96 lq2/XEro.net
コーシーの積分定理の登場後、あまり進展がないという印象です。

986:132人目の素数さん
19/09/20 22:24:21.28 lq2/XEro.net
志賀浩二著『数学が育っていく物語 第2週 解析性』を読んでいます。
テイラーの公式の剰余項が 0 に収束することを証明して、
exp(x), sin(x), cos(x) がテイラー展開可能であることを導いています。
次に、
log(1 + x) のテイラー展開ですが、これについては、
志賀浩二著『数学が育っていく物語 第1週 極限の深み』で、べき級数の理論を使って求めています。
log(1 + x) のテイラーの公式の剰余項が 0 に収束することを直接証明することは難しい理由を以下のように
説明してます。
R_n = (-1)^(n+1) * x^n / (n * (1 + θ*x)^n)
の θ は x と n の関数で 0 < θ < 1 を満たします。
最悪の状況を想定すると、 n を大きくしていったとき θ がずっと 1 に近いままであるかもしれません。
もし、たとえば、 x = -2/3 のときに、そのような状況が起きるとすると、
|R_n| ≒ (1/n) * (2/3)^n / (1 - 2/3)^n = 2^n / n → ∞
となってしまいます。
R_n → 0 であることを証明するには、このような状況が起きないことを証明しなければならず、それは難しい。

987:132人目の素数さん
19/09/20 22:26:16.69 lq2/XEro.net
志賀浩二さんの本もたまには少し面白い話が書いてありますね。
log(1 + x) のテイラーの公式の剰余項が 0 に収束することを直接証明することはできますか?

988:132人目の素数さん
19/09/20 22:50:53.20 lq2/XEro.net
志賀浩二著『数学が育っていく物語 第2週 解析性』を読んでいます。
ニュートンがどうやって exp(x), sin(x) のべき級数展開を発見したのかにも簡単に書いてありますね。
log(1 + x), sin^(-1)(x) のべき級数展開から、強引に、その逆関数のべき級数展開の係数をいくつか求めて、
正しい結果を得たんですね。
一瞬、なぜ逆関数のべき級数展開から出発したのかと不思議に思いました。
でも、
1 / (1 + x) は等比級数ですし、 (1 - x^2)^(-1/2) も二項定理を知っていればべき級数に展開できますね。
あとは、強引に項別積分すればいいだけですから、ニュートンの発見の流れは自然ですね。

989:132人目の素数さん
19/09/20 22:53:19.09 lq2/XEro.net
数学史の本ではなく、
>>951
のような話を集めた微分積分の歴史的な本ってありますか?

990:132人目の素数さん
19/09/21 00:00:27.58 RMUewE7F.net
数研出版から大学数学の本がでるのか
高校との接続と言うけど、何か特徴あるのか?

991:132人目の素数さん
19/09/21 00:42:35.96 7ke6MpaI.net
>>930 の流れで出てくるが、>>708>>952 は全く同じ話。
実際の観測値と数値計算の値がどのくらい異なるかをきちんと評価もせず、証明もせず済ませたままなら、それが正しい結果であるとか自然であるとか結論することなどとてもできるものではありませんよ。

992:132人目の素数さん
19/09/21 11:35:24.29 JkaOpOIH.net
↓はYouTubeの山本直樹さんの複素関数論の講義動画ですが、ひどすぎますね。
こんなのが大学の講義であるというのが信じられません。
予備校の講師のような人ですね。
URLリンク(youtu.be)

上野健爾さんは以下のように書いています:

実数論と、極限の概念を正確にとらえる ε - δ 論法は、かつては大学1年生の微積分の講義で最初に取り扱われる題材で、
分かりにくいと不評でした。最近では、誰も分からないからと、教えない方が主流になりつつあるようです。古代ギリシア
以来2000年以上かかってやっと到達した考え方ですので、やさしくはないかもしれませんが、少し時間をかけて考えてみると、
その本質は単純明快であることが分かります。長い間かかって築き上げた人類の知的財産をいとも簡単に投げ出していいものか、
教育において効率ばかりを追い求め、知的頽廃が広がっている現状に強い危機感を覚えます。


993:132人目の素数さん
19/09/21 11:37:12.02 JkaOpOIH.net
そして、世間では、こういう予備校の講師のような人の本のほうが、まともな本よりも評価が高いし、
売れているんですね。

994:132人目の素数さん
19/09/21 13:04:14.05 JkaOpOIH.net
>>955
大学もこんな


995:動画を公開するとイメージが悪くなりますよね。



996:132人目の素数さん
19/09/21 13:08:40.82 JkaOpOIH.net
現代数学の源流〈上〉複素関数論と複素整数論
佐武 一郎
↑これってどうですか?

997:132人目の素数さん
19/09/21 13:15:23.01 RMUewE7F.net
何がどうなん?

998:132人目の素数さん
19/09/21 13:42:28.16 JkaOpOIH.net
>>959
複素関数論の説明は分かりやすいですか?

999:132人目の素数さん
19/09/21 13:46:11.67 RMUewE7F.net
分かりやすさとは?

1000:132人目の素数さん
19/09/21 15:03:24.23 Gx5OzrvK.net
ブンゲン前から予告してた微積と線形代数の教科書はチャート式かw
ついにチャート式の大学数学シリーズかよ
数学科向けじゃなくていわゆる理工系向けだと思うがこれ売れると思うぞ

1001:132人目の素数さん
19/09/21 15:11:37.23 n7JCyLLC.net
チャートや数研ブランドにあやかったのか
そもそも初学者向けの本なら一応は高校からの接続ってことになってるとは思うが
高校生向け本が多い出版社が出してる大学数学の本だと実教出版の岡本和夫のがあったな

1002:132人目の素数さん
19/09/21 15:12:17.76 JkaOpOIH.net
>>962
マセマの馬場さんは焦っているのではないでしょうか?

1003:132人目の素数さん
19/09/21 15:14:40.61 JkaOpOIH.net
>>962
内容がまともであれば構わないのではないでしょうか?
白黒ではなく、カラフルな教科書になるでしょうから、そこに期待します。
白黒の教科書が絶滅するといいですね。

1004:132人目の素数さん
19/09/21 15:16:02.30 JkaOpOIH.net
>>962
そのチャート式シリーズが圧倒的な売り上げを達成すれば、数学書も変わっていくでしょうね。

1005:132人目の素数さん
19/09/21 15:18:44.11 n7JCyLLC.net
数学書として特別な内容なのか?
解説が細かいマセマ、内容を端折った数学おばさんに対して

1006:132人目の素数さん
19/09/21 15:23:18.81 JkaOpOIH.net
>>967
まずは、圧倒的なヴィジュアルを期待します。

1007:132人目の素数さん
19/09/21 15:28:03.15 a+HtSCXC.net
なにしろ高名な数学者が書くチャート式ですからどんなものか非常に興味あるところです

1008:132人目の素数さん
19/09/21 15:28:42.12 n7JCyLLC.net
昔のチャート式は数学者の名前で出してたろ

1009:132人目の素数さん
19/09/21 15:29:39.23 kvrmyDQ7.net
大学への数学が一番良いよな
学力コンテストあるし

1010:132人目の素数さん
19/09/21 15:30:25.95 JkaOpOIH.net
>>969
その人、高名な数学者なんですか?

1011:132人目の素数さん
19/09/21 15:33:20.76 JkaOpOIH.net
たとえば、
>>955
の山本さんのような人が、チャート式で出しても意味ないですよね。
フィールズ賞受賞者クラスの数学者が分かりやすく丁寧に、超綺麗なヴィジュアルの本を書くべきです。

1012:132人目の素数さん
19/09/21 15:41:22.85 JkaOpOIH.net
一度、圧倒的なヴィジュアルの数学書を読んでしまうともう後戻りはできませんよね?
いままでサボっていた出版社も同じようにしなければならなくなるような状況にしてほしいです。

1013:132人目の素数さん
19/09/21 15:41:54.37 gyTH08Mb.net
「数学のあらゆる分野に通じている」
この一文で某原子力に詳しい人を思い出した
URLリンク(i.imgur.com)

1014:132人目の素数さん
19/09/21 15:42:20.62 cBwH1aXR.net
>>974
お前の学歴は?

1015:132人目の素数さん
19/09/21 15:44:04.61 s+bHRCsH.net
>>974
>圧倒的なヴィジュアルの数学書
もしかして乃木ヲタ?

1016:132人目の素数さん
19/09/21 15:56:35.11 a+HtSCXC.net
>>972
IUT理論の解説本とかも出されているようなのでそう思いました

1017:132人目の素数さん
19/09/21 16:04:15.25 JkaOpOIH.net
>>978
IUT理論を作っている人は高名な数学者なのかもしれませんよね。
一般向けの解説書を出している人というと、竹内薫さん、吉永良正さんなどが思い浮かびます。

1018:132人目の素数さん
19/09/21 16:36:47.23 Gx5OzrvK.net
高校のチャート式も以前は一応高名な数学者(荒木不二洋とか砂田利一等)が著者になってるんだけどな

1019:132人目の素数さん
19/09/21 17:13:26.61 TmZ20VPz.net
数研の参考書は編集部が書いている
編集者は東大京大の数学科卒
営業でさえ旧帝卒

1020:132人目の素数さん
19/09/21 17:17:53.51 Skj/2nii.net
私大卒の編集者知ってるけどな

1021:132人目の素数さん
19/09/21 17:59:19.13 7ke6MpaI.net
>>691 のレスで想像できないなら >>958 に佐武一郎は早すぎる。
岩沢健吉「代数関数論」
も同様の理由で読むのは早すぎるだろう。最低でもリーマン面を理解していないと。

1022:132人目の素数さん
19/09/21 20:48:10.00 JkaOpOIH.net
>>983
ありがとうございます。
ぱっと見、佐武さんの本はやさしそうな感じに見えたのですが、違うんですか。

1023:132人目の素数さん
19/09/21 21:54:26.73 pTnR6ALj.net
やっぱ、数学セミナーいいよな
エレ解あるし

1024:132人目の素数さん
19/09/21 21:59:15.27 nqERHUq+.net
>>981
学部で落ちこぼれて文系就職してる受験理系が学閥マンセーしてる部門は基本的に腐敗してると見て差し支えない。

1025:132人目の素数さん
19/09/21 22:12:42.89 iqbtWbyq.net
チャート式…大海原で迷いそう…。

1026:132人目の素数さん
19/09/21 22:24:08.12 uEyVBPPj.net
>>986
レベルは確実に低いね。

1027:132人目の素数さん
19/09/22 09:41:24.01 4rse3B0/.net
>>918
なんで?

1028:132人目の素数さん
19/09/22 11:34:37.77 C+VHNZoH.net
おまいらも数学ばっかしやってないでいろんな分野に視野を広げたがいいぞ

1029:132人目の素数さん
19/09/22 13:22:38.88 2TbS0DPZ.net
川平友規著『入門複素関数』を読んでいます。
以下の問題の川平さんの解答ですが、非常に長いものになっています。

関数 g(z), h(z) は点 α を含む領域上の正則関数とし、条件
g(α) ≠ 0
h(α) = 0
h'(α) ≠ 0
をみたすものとする。
このとき、点 α は関数 g(z) / h(z) の1位の極であることを示せ。

1030:132人目の素数さん
19/09/22 13:23:03.01 2TbS0DPZ.net
以下の簡単な解答でOKだと思いますがどうでしょうか?

解答:
関数 h(z) は点 α を含む領域上の正則関数であるから、 α の近くで、
h(z) = a_0 + a_1 * (z - α) + a_2 * (z - α)^2 + …
とべき級数展開できる。
0 = h(α) = a_0
であり、
h'(z) = a_1 + 2 * a_2 * (z - α) + …
0 ≠ h'(α) = a_1
であるから、
α の近くで、
h(z) = a_1 * (z - α) + a_2 * (z - α)^2 + …
a_1 ≠ 0
である。
h(z) = (z - α) * [a_1 + a_2 * (z - α) + …]
である。
f(z) := a_1 + a_2 * (z - α) + …

点 α を含む領域上の正則関数であり、 f(α) ≠ 0 であるから、
g(z) / f(z)
も点 α を含む領域上の正則関数である。よって、 α の近くで、
g(z) / f(z) = b_0 + b_1 * (z - α) + b_2 * (z - α)^2 + …
とべき級数展開できる。

1031:132人目の素数さん
19/09/22 13:23:18.79 2TbS0DPZ.net
g(z) / h(z)
=
(1 / (z - α)) * [b_0 + b_1 * (z - α) + b_2 * (z - α)^2 + …]
=
b_0 / (z - α) + b_1 + b_2 * (z - α) + …

g(z) / h(z)
のローラン展開であり、明らかに点 α は関数 g(z) / h(z) の1位の極である。

1032:132人目の素数さん
19/09/22 13:30:03.26 SugJtKp0.net
>>983
リーマン面の「三位一体」理論、
「閉リーマン面、1変数代数関数体、非特異射影代数曲線は、同値な概念である」
を深く理解するためには
1. 「ワイエルシュトラスの予備定理」
2. 「チャウ(Chow , 周)の定理」
3. 層やチェック・コホモロジーとスペクトル系列
4. 「ド・ラームの定理」「ドルボーの定理」
5. ブローアップ
このあたりの理解が前提になる。これはほぼ複素代数幾何だから、佐武の本がやさしそうなどという人は、如何に上滑りな読み方をしているかを自覚するべき。
つまり佐武や岩澤の本は複素代数幾何の視点で複素解析や関数論を俯瞰的に眺めるという趣旨なんです。

1033:132人目の素数さん
19/09/22 13:30:12.85 2TbS0DPZ.net
あ、よく考えたら、
川平さんの本では、べき級数の話は付録に登場するだけでした。
べき級数で表される関数が正則であることは証明されていませんね。

1034:132人目の素数さん
19/09/22 13:32:25.14 2TbS0DPZ.net
>>994
佐武さんの本はなんかぱっと見、お話だけの本だと思いましたが、違うんですね。

1035:132人目の素数さん
19/09/22 14:04:03.04 hUjADkIM.net
高校数学参考書で今でも高名数学者が著者になってるのって
藤田宏の文英堂の理解しやすいシリーズぐらいか
チャート式も数学以外は今でも高名な学者が著者になってるんだけどな

1036:132人目の素数さん
19/09/22 14:05:36.31 2TbS0DPZ.net
藤田宏さんは高名な数学者なのでしょうか?

1037:132人目の素数さん
19/09/22 14:05:56.90 2TbS0DPZ.net
生きていたら高齢数学者であることは間違いないかと思いますが。

1038:132人目の素数さん
19/09/22 14:07:12.87 BgWFDwMN.net
華麗に1000ゲット

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