17/12/14 18:35:41.37 JQcHE8p2.net
[第5段]:=1,n=m_1 とすると、x_{1,m_1}=a から |c-a|<M であって、|f(c)-f(a)|<A=d/2。
同様に、i=2,n=m_2 とすると、x_{2,m_2}=b から |c-b|<M であって、|f(c)-f(b)|<A=d/2。
従って、三角不等式から、|a-b|≦|a-c|+|c-b|<M+M=2M、|f(a)-f(b)|≦|f(a)-f(c)|+|f(c)-f(b)|<d/2+d/2=d。
d/2 に対して定まる正の実数 δ(d/2) を δ(d/2)=2M とおけば、|a-b|<δ(d/2) であって |f(a)-f(b)|<d<ε、
故に、εに対して定まる正の実数 δ(ε) を δ(ε)=δ(d/2) とおけば、|a-b|<δ(ε) であって |f(a)-f(b)|<ε。
しかし、これは |f(a)-f(b)|≧ε なることに反し矛盾する。
背理法が適用出来るから、区間Iで定義された有理数で不連続、無理数で連続な実関数 f(x) は存在しない。