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★北朝鮮寄港を申告しなかった疑い 中国人船長を書類送検
4月4日 20時48分
先月末に北海道の留萌港に入港した貨物船の中国人船長が、途中、北朝鮮の港に
立ち寄っていたことを申告しなかったとして、国際船舶・港湾保安法違反の疑いで
書類送検されました。海上保安部がうその申告をしたいきさつを調べています。
書類送検されたのは、パラオ船籍の貨物船「ＬＵＣＫＹＳＴＡＲ８」（４５７３トン）
の４９歳の中国人船長です。
海上保安部によりますと、船長は先月２７日、北海道の留萌港に入港した際、
途中で北朝鮮の港に立ち寄っていたのに「中国に寄港していた」とうその申告をしたとして、
国際船舶・港湾保安法の虚偽通報の疑いが持たれています。
海上保安部が立ち入り検査したところ、１つしかないはずの、寄港先を記録した書類が
２つ見つかり、一方の書類にはことし１月２９日から２月１日にかけて北朝鮮のテアン港に
立ち寄ったことが記されていたということです。船長は「船のオーナーの指示でやった」
などと容疑を認めているということで、海上保安部は４日、船長を書類送検しました。
船長は、北朝鮮を出てから留萌港に入るまでに立ち寄った５つの港については正しく申告
していたということで、海上保安部は、北朝鮮への寄港についてだけうその申告をした
いきさつを調べています。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)