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★英要求の改革案で合意=キャメロン氏、国民投票実施へ-EU首脳会議
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は19日、ブリュッセルで開いた
2日目の首脳会議で、英国がEU残留の条件として求めていた、移民に
対する社会福祉の制限などのEU改革案について全会一致で合意した。
キャメロン英首相は今回の合意を成果として英国民に示し、6月下旬にも
国民投票に打って出る構えだ。
焦点だった移民に対する社会福祉制限では、移民の入国から最大4年間に
わたり制限する措置の導入で合意。この措置の継続期間については、
13年間を要求したキャメロン首相と反発する東欧諸国が対立していたが、
7年間とすることで折り合った。EU統合深化への英国の適用除外や、
英国が自国内の金融機関や市場を監督する権利を持つことも明示。
合意内容には法的拘束力を持たせる。
キャメロン首相は記者会見で「EU内で特別な地位を得た」と宣言。
「全身全霊」でEU残留を英国民に訴えていく意向を示した。
一方、トゥスクEU大統領は「われわれの基本的な価値観で妥協する
ことなくキャメロン首相の懸念に対応するものだ」と記者会見で強調した。
(2016/02/20-11:37)
URLリンク(www.jiji.com)
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