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★南シナ海・東シナ海…中国の海洋進出 安倍首相「大きな懸念だ」 豪と対中連携
2015.11.15 08:22
安倍晋三首相は14日午後(日本時間15日未明)、オーストラリアのターンブル首相とトルコ南部の
アンタルヤで会談し、南シナ海や東シナ海での中国の海洋進出に関し「地域の大きな懸念事項だ」
と強調した。両首脳は中国による一方的な現状変更の動きへの懸念を共有。「法の支配」に基づく
国際海洋秩序を守るため連携することで一致した。
双方は、パリの同時多発テロに関して対テロでの結束を申し合わせた。
9月に就任したターンブル氏との正式な会談は初めて。対中けん制する方針を確認した形だ。
安倍首相の発言は、南シナ海での中国による人工島造成問題のほか、東シナ海の尖閣諸島
付近を反復航行した中国軍艦の動きが背景にある。
会談で安倍首相は、人工島12カイリ内に米艦船を派遣する「航行の自由」作戦への支持も
重ねて表明。双方は、米国の同盟国である日豪が協力を拡大していく必要があると確認した。
オーストラリア軍の次期潜水艦選定をめぐり自国内で建造したいとの同国の要望に関し、
安倍首相は「真剣に検討している」と説明。ターンブル氏は、日本を含む3カ国が受注
競争中なのを踏まえ「公平な形で進める」と述べるにとどめた。(共同)
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