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神奈川県立横須賀高校の2年生2人が携帯電話など無線通信の新技術を発明し、東京都足立区で開かれた電子情報通信学会で研究結果を発表した。
現役高校生の同学会での発表は初めての快挙。新技術が実用化されれば通信速度が飛躍的に向上するといい、
2人を指導してきた横須賀テレコムリサーチパークの太田現一郎・工学博士は「画期的な発見だ。2人はどんな数式にも動じず逃げなかった」と新発見に目を細める。
論文タイトルは「第6世代移動通信に向けた変調方式の研究」で、同校の瀧川マリアさんと原佳祐さんがまとめた。
現在の高速データ通信技術「MIMO方式」は、複数のアンテナから同じ周波数で送信した電波が障害物で乱反射し、波形がゆがんだ状態で受信される。
しかし、2人はあらかじめ周波数や振幅を変化させ「模様」をつけた状態で送信する独自理論を展開。瀧川さんの名前にちなみ「MARIA方式」と名づけた。
太田さんによると、現在の携帯電話などと比べ少なくとも10倍の通信速度が実現する見込みがあるという。
現在、第5世代移動通信システム「5G」以降の研究成果は少ないとされており、MARIA方式が実用化すれば通信技術の画期的な進歩となる。
学会には、大手携帯電話会社や大学の研究者も訪れた。瀧川さんは「1年生の頃は調べ物ばかりで悔しかった。
ここまで研究したので実用化させたい」と意気込む。携帯電話の他にも災害時に救急車内などで映像を使い、医者が遠隔地で施術するケースなども想定しているという。
同校は2016年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けた。
生徒が関心を持つ分野に応じて1年時から研究機関での実習も取り入れてきた。
2人も2年前から太田さんのもとで研究を始め、無線通信の基本的な方程式から応用技術までを学んだ。
今後は実用化へ向け、計測器での実験を進めて電力消費の効率などを研究するという。【堀和彦】
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