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★沖縄本島人は呑気で平和ボケ-仲新城誠(八重山日報編集長)
JAPANISM2015年06月15日 07:48
・八重山日報編集長が語る真実を伝える国境の島のメディアと沖縄の反日マスコミ
わずか人の石垣の平和集会。かたや公道を占拠して、空疎な「反基地」を叫ぶ活動家。
平和そして今日も中国工作船は沖合に現れる......八重山が直面している現実的危機だけが
置き去りにされたまま、今日という日が過ぎていく...
◆激変した憲法記念日の光景
「きな臭い安倍政権に火の用心」
「未来志向聞こえはいいが罪隠し」
5月3日の憲法記念日には、毎年、石垣市で戦争放棄をうたった憲法9条の堅持を訴える
平和集会が開かれる。今年の平和集会では、メンバーが冒頭の川柳を披露した。
石垣市は人口約5万人だが、平和集会の参加者は約30人。ここ数年はめっきり人数も減り、
メンバーも高齢化して、退職者の同好会のようなひっそりとしたイベントになった。
周辺の通行人も、ほとんどが無関心な表情で通り過ぎていく。
2010年まで年間も「革新市政」が続き「米軍基地や自衛隊基地反対」と叫ぶ人たちが肩で
風を切って歩いていた雰囲気は、もはや雲散霧消した。現在の石垣市で護憲や絶対平和
主義を叫んでも、市民の視線はよそよそしい。
この数年間で石垣市の空気が激変した最大の理由は、何と言っても石垣市の行政区域
である尖閣諸島の問題だ。尖閣周辺には連日、中国政府が公船「海警」を派遣。
海上保安庁によると、2014年に「海警」が尖閣諸島の領海外側にある「接続水域」で
航行した日数は243日、延べ隻数は729隻、領海侵犯は32日、延べ隻数は88隻だった。
1年365日のうち、243日も中国公船が「パトロール」と称する航行を続けており、
1ヵ月に3回ほどの割合で定期的に領海侵犯が起こっている。中国当局は「日本の実効
支配打破が目的だ」と公言している。一国の安全保障にとって異常事態というほかない。
これは一国が一国に対して意図的に仕掛けている行為である。尖閣諸島は無人島とはいえ、
石垣島から約170キロ、約1600人が住む日本最西端の与那国島からは約150キロの海上で
起きている現実だ。日本が無邪気に「平和」を謳歌できる状況ではもはやないことは、
国境の島である八重山諸島からは一目瞭然だ。いわゆる平和運動の衰退も当然の結果である。
◆反基地派の暴言の数々
しかし、沖縄本島では事情は異なる。冷戦終結もつかの間、中国の軍事的台頭で国際環境が
激変したという事実を、ほとんどの県民が肌で感じていない。旧態依然とした反米軍、
反自衛隊運動が綿々と続いているのだ。
私は5月、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設先の名護市辺野古海域に隣接する米軍キャンプ
・シュワブ前を取材で訪れた。米軍施設の反対側にある歩道に、反基地派がテントを
設営して連日の座り込みを続けている。
私は「八重山日報」という社名の入った腕章を着けて反基地派に近づいたのだが、
すぐに彼らがジロジロとうさん臭そうな視線を向けてくるのに気づいた。
中年の男性が「あなたは八重山から来たのか」と話しかけてきた。「八重山は尖閣問題で
大変だな。でも、もともと沖縄は中国なんだよ。福建省の離島なんだ」と言った。
八重山から来た人間と見るや、わざわざ「沖縄も尖閣も中国だ」と言いに来る反基地派の
神経に、私は唖然となった。男性の表情は真面目で、冗談を言っているようにも、
喧嘩を売っているようにも見えない。
しかし、続いて近づいてきた別の初老の男性は「あんたは八重山日報の記者か」と
最初から明らかに喧嘩腰だった。
「あんたは基地問題を非常に歪めて報道している。会社にも苦情の電話が来ていると思う。
よくもここに来れたものだ」
反基地派が八重山日報に反感を抱いているのは理由がある。反基地派がキャンプ・シュワブ前の
歩道を不法占拠し、通行を妨害したり、違法駐車で住民に迷惑を掛けていることを何度か
報道していたからだ。 >>2へ続く
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