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★【神奈川】障害者の高校入学支援 横浜・河野さん 「広い社会に踏み出して」
2015年3月31日
内田さんの受験の相談に乗ったのは、「神奈川・『障害児』の高校入学を実現する会」(横浜市南区)。
知的障害がある生徒の高校入学を目標に1988年に結成され、30人以上の入学を支援してきた。
河野克子代表(69)は、知的障害のある息子の普通高校入学を学校に認めさせるため、
1988年から合格するまでの8年間、自身も受験して高校生となり、息子を連れて通った。
学校側は当時42歳の河野さんに「生徒ならセーラー服を着ろ」と要求したり、
「生徒以外の席はない」と息子に席を使わせなかったりした。
むしろ生徒の方が障害に理解があり、応援してくれたという。
会の結成当初は、募集定員内でも不合格となる「定員内不合格」も多かったが、
少しずつ障害者に不利益が出ないような対策が講じられてきた。
2000年からは、県内の全日制で定員内不合格は出ていない。
河野さんは「世の中には障害者がいるのだから、学校にいるのも当たり前。
普段から一緒にいた方が差別や偏見も減る。障害がある人は一歩踏み出し、
広い社会に出てほしい」と呼び掛けている。
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