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★曽野氏コラム、共生願う心に波紋 「国際社会で通じぬ」
牛尾梓、清水大輔、山本孝興、斉藤佑介2015年2月17日05時33分
外国人と居住区だけは別にした方がいい―。
11日の産経新聞紙上に掲載された作家・曽野綾子氏のコラムが波紋を呼んでいる。
ともに住めば摩擦もある。でも、互いに歩み寄れば解決できると、多文化共生を進めてきた
街の住民たちは語る。(牛尾梓、清水大輔、山本孝興、斉藤佑介)
「居住を分けることはまさにアパルトヘイト。看過できない」。
産経新聞社と曽野氏に抗議文を出したNPO法人アフリカ日本協議会の斉藤龍一郎事務局長は言う。
南山大(名古屋市)などで講師をする南アフリカ出身の歌手プリスカ・モロツィさんは
曽野氏の主張について「どうしてそんなことが言えるのか。アパルトヘイトでたくさんの黒人が死んだのに」と憤った。
11日の掲載後、ロイター通信など海外メディアは「首相の元アドバイザーがアパルトヘイトを称賛」
などと報じた。ネット上で問題視する声が広がり、プリスカさんも日本に住む英国の友人から
フェイスブックで教えられ、同郷の友人らともネット上で議論した。
両親はザンビアに亡命。南アの祖母宅を訪れた際には、白人の警察官に「ニガー(黒人の蔑称)」
と呼ばれた。バスもトイレもすべて白人とは別。母の実家は土地を奪われ、反アパルトヘイトを
唱えた親戚は殺された。プリスカさんは「日本人はほかのアジア人より上だと思っているの?
私たち人間に上も下もない」。
東京・大久保に15年前から住む40代の韓国人男性は「ばかげている。国際社会では全く理解されない主張ではないか」。
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