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★「TPPは違憲」2400人超に 訴訟の会、春にも提訴
2015年1月25日 朝刊 東京新聞
環太平洋連携協定(TPP)交渉は憲法違反だとして、交渉の差し止めと違憲確認を求める
「TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会」が二十四日、都内で設立総会を開いた。
会員が二千四百人を超えたことを報告し、三月か四月の提訴を目指す方針を決めた。
同会の準備会は昨年九月に活動を開始。歌手の加藤登紀子さんや作家の落合恵子さんら
約五十人が呼び掛け人となり、訴訟準備と会員募集を行ってきた。
設立総会には約二百人が参加。代表に原中勝征前日本医師会長、幹事長に山田正彦元衆院議員、
弁護団共同代表に自衛隊のイラク派兵差し止め訴訟に携わった岩月浩二弁護士を選んだ。
年二千円の会費を払い会員となった約二千四百人のうち、約七百人が訴訟原告になることを希望。
提訴後も入会を呼び掛け、一万人を目指す。準備会発足時は昨年中に提訴する方針だったが、
訴訟根拠を詳細に検討するためずれ込んだ。
設立総会に先立ち、TPPを批判するニュージーランド・オークランド大学のジェーン・ケルシー
教授が講演した。交渉が三月の閣僚会議で大筋合意し、五月末に調印する可能性があるが、
米議会では民主党や共和党保守派の反対も根強いとの見通しを示した。
同会はTPP締結で食や医療などの国内規制が緩和させられ国民の健康と安全が脅かされ、
幸福追求の権利を定めた憲法一三条、健康で文化的な生活を営む権利を定めた同二五条を侵害する、
と主張。交渉の経緯が国民に知らされないことも「知る権利」につながる表現の自由を保障した
同二一条に違反するとしている。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
約200人が集まった「TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会」の設立総会=24日、都内で
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