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筋肉と脂肪の細胞はもとになる幹細胞は同じなのに、それぞれに変化する際、
両方が合成された不良品の細胞がなぜできないのかを
京都大の西田栄介教授(細胞生物学)のチームが解明し
、4日付の米科学誌モレキュラーセル電子版に発表した。
体のどの細胞になるのかは、細胞の種類ごとに特定の遺伝子の働きで決まる。
今回、筋肉と脂肪にそれぞれ固有の遺伝子が互いの働きを邪魔し合い、
不良品ができるのを防いでいた。
西田教授は「脂肪細胞にする遺伝子の働きを抑えることで、
肥満の治療法開発に役立つ可能性がある」と話す。
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