09/12/03 23:12:14 0
>>149-150
・禁止・命令の理由と、それが共有されるかは別問題(理由が正否と、理由を認め合うかは別問題)
・「従う契機がスッポリ抜けている」ことを問題にしているが、そもそも理由は言葉のため、「殺人」
という行為をさせない強制力はない。これは人を殺してはいけない理由があるかないかの問題ではない
理由を無視できるかできないかという問題
いかなる理由であれ、常に無視が可能なのは自明だから、149-150は最初から「常に理由に従う理由は
ない」としたうえで、「従う理由を出せ」と言っていることになる(「従う理由がありうる」と主張するので
あれば、その主張は殺す側が受け入れる素地とは無関係に、理由に妥当性があるかで判断するよりない
そもそも、一般に「理由に従う」とはそういう意味である)。結局、149-150の理由に関する理解が、
論理的に矛盾しているにすぎない
・「不利益があっても禁止される確証は無い」も、理由に関する誤解に基づいた議論に過ぎない
理由は当事者しか指摘できないものではない。禁止する理由が考えられるなら、禁止が現実に
されなかったとしても、禁止されるべきだった理由が禁止の理由になるのは当然