09/02/17 22:16:32 oeAGpGfF0
>>186-189>>186>>187>>188>>189
大東亜戦争で米英(連合国)側に負けたことは悔しいと思うのですし、もしも
「石原莞爾氏が、ガダルカナル陥落後にでも、首相になっていたら」と思う
こともありますが、しかし、負けなかったら、その後の日本が良い歴史を歩んで
いたかを考えると複雑な気持ちになります。
新幹線の開発には、旧日本陸海軍の技術者たちが大量に国鉄に転職(流入)
して来たことでの車輌の蛇行動(走行中の振動が振動を呼ぶ共振により最悪の
場合は脱線する)の解明を始めとすることでの数々の貢献があるのですから、
旧日本陸海軍の技術者の国鉄への転職(流入)がなかったら、蛇行動を始めと
することでの鉄道の高速化の実用化への数々の技術的障害を乗り越えることが、
少なくとも昭和39年(1964年)東京オリンピックに間に合うか、或いは、
高速鉄道の技術的確立の前に、つまり、高速鉄道(新幹線)が昭和50年前後
(1975)年に実用化では、鉄道斜陽化論を押し返す時間的余裕がなくなり、
高速鉄道(新幹線)が日の目を見ることはなかったのではないかと思うと、単純に
日本が戦争に負けたことを悔やむ気にはなりません。
新幹線の実用化を目(ま)の当たりにして初めて、鉄道の利点を再認識された
のですから、現物(高速鉄道の実用化)がない段階で、いくら高速鉄道の利点
(大量輸送や、採算が合うこと、他)を説明しているだけでは、机上の空論と
しか受け取られず、高速鉄道の実用化はなかったのではないかと思うのです。