09/12/02 22:53:12
アイスランド語の品詞の定義など、コミュニケーションを目指す健全な
学習者にはどうでもよい話だが、ちょっとグーグルで検索すれば現代語でも
Í fleiri grískum goðsögnum er sagt frá uppruna sírenanna.
(セイレーン達の由来についてはさらに多くのギリシャ神話で語られている。)
のような例がヒットする。ここでfráは前置詞として普通に
男性名詞uppruni(由来、事の起こり)の与格を支配している。
さて、名詞uppruniの代わりに代名詞þaðを使えば、
Í fleiri grískum goðsögnum er sagt frá því.
(そのことについてはさらに多くのギリシャ神話で語られている。)
となる。あるいは、名詞ではなく名詞節を受けるようにすれば
Í fleiri grískum goðsögnum er sagt frá því, að Sírenurnar_____.
(セイレーン達が……であるということについては、さらに多くのギリシャ神話で語られている。)
とも書けるだろう。ここで、前置詞fráの目的語が名詞節(að節)であることを
示す同格のþvíを省略して、残った前置詞fráを文体上sagtの前に移動すれば、
Í fleiri grískum goðsögnum er frá sagt, að Sírenurnar_____.
となるだろう。この場合、別にer sagt frá, að Sírenurnarの語順でも
何ら問題ない。
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そちらでは不快な罵り合いに巻き込まれることもなかろう。
お前は鬱陶しいから、明日からはアイスランド語スレにでも
オランダ語スレにでも張り付いておれ。