06/11/29 08:18:14
都の美術館はどこも大幅な予算削減に加え、独立行政法人化などで
ある意味、石原に徹底的に痛めつけられている。
だからMOTにしてもトップ以外は内心「アンチ石原」の職員が多いはず。
石原もそのことはよく知っていて、MOTに行くのは敵地に乗り込むような気分だったんだろう。
そこで石原の内面には「そんなところには行きたくない」「いいじめられたらどうしよう?」
という臆病な心が芽生える。ところが自分をマッチョで男らしい男と自己規定している彼には
そうした「弱虫な自分」を認めることができない。
ではどうすれば「弱虫な自分」を否定することができるか?
答えは簡単だ。男らしい勇気を見せればいい。
あの席で、あの立場なら誰も言わないようなことを敢えて口にするのも一種の「勇気」だからね。だから彼は、あのような発言をし。「弱虫な自分」を抹殺することに成功した。
かれにとっては発言の中身なんてどうでもよかったんだと思う。
話している間は、あの席でああいう毒舌が吐ける自分の「男らしさ」に酔っていたんだろうな。
問題はこういう性格の人間が都政のトップにいることなんだけどね