11/11/12 01:05:30.08
>>387
同じ事言うとるね
中央公論10年9月号 富野由悠季「戦争を語る言葉がない時代を憂う
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当然のことながら、戦争にも歴史がある。かつて、ファースト・ガンダムを構想中に出合った
言葉が、僕は今でも忘れられない。
誰の文章だったのかは失念したが、そこには「貴族が主導権を握っていた時代の戦争に比べ、
市民が始めた戦争のほうが、より残虐で、死者もけた違いに多くなった」と書かれていたのだ。
触発されて調べてみると、欧州でも日本でも、封建時代には「戦の規範」とも言うべきものが、
確かにあった。日本では、百姓が田畑を耕すすぐ脇で一戦交えても、敵も味方も決してその生
活圏に進入することはなかった。戦争というよりは合戦。
「敗軍の将」の首を刈るのは一見残酷に見えるものの、いわば終結の合図だった。
雌雄を決したら、負けた側は大人しく引く。勝者もそれを深追いはしなかったという。