09/12/04 01:47:14
照れるように下を向きうつむくシャッコー…女は上着と彼を交互にのぞき込む。
シャッコー「よ、余計なことですか…?」
?「いや、暖かいものだな…ふかふかだ…」
そう言うと、彼女はまるで子供がぬいぐるみを抱くかのように上着を抱きしめた。
その様子を見てシャッコーは顔を真っ赤にしながら、言葉を詰まらせていた。
?「しかし…お主は寒くないのか?」
シャッコー「えっ…ぼ、僕は大丈夫です!」
?「…うむ…そうには見えぬがのう…」
彼女の言うとおり、シャッコーは文字通りやせ我慢をしているだけであった。必死に誤魔化そうとしてはいるが…
?「私はふかふかが気に入ったが…お主に不憫な思いはさせたくないからの………そうじゃ!」
シャッコー「ふ、不憫だなんて…(ムギュ)ん?」
シャッコーの後ろから迫る感触…女の引き締まった身体が当たる。
あっという間に女に抱き寄せられ、膝元に座らされてしまった。
?「これでお互い寒くない。」
シャッコー「あ、あああの……」
?「お主もふかふかじゃな。」
困惑するシャッコーと上機嫌な様子の謎の女…こうして二人の長い夜が始まった…